そろそろ新茶の季節ですよ!日本生産量第1位!! 鹿児島の誇る新茶で一服いかがですか?
ライター ShalomAA
2020.4.20 (Re:2022.2.24)
鹿児島県の茶業は今からおよそ800年前、金峰町阿多・白川に平家の落人が伝えたという説など諸説ありますが、本格的な茶の栽培や生産の奨励は第二次大戦後に始まり、躍進がめざましく、今日に至ります。鹿児島県のお茶は全国第1位の生産量で約30%のシェアを占めており、全国的に高い評価を受けています。鹿児島のお茶は「葉は緑が濃く、味はふくよかで濃厚、水色が濃い」と、味わい深い緑茶が特徴となっています。温暖で平坦かつ大区画で機械化等による低コスト化により、一・二番茶だけでなく三・四番茶、秋冬番茶まで幅広く生産しています。特に三番茶以降の生産量は全国の約40%を占めます。また、「走り新茶」として西之表市・南種子町では、3月下旬より日本一早い新茶の摘み取りが始まります。
■目次
1. ♪夏も近づく八十八夜♪…」新茶の茶摘みが始まる八十八夜はすぐそこです
今年も2月4日の立春より八十八夜(立春の88日目)を間もなく迎えます。今年は閏年にあたりますので、5月1日が八十八夜となり、新茶の摘み取りが本格的に始まります。「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などと言われるように、この時期は遅霜が発生する時期です。霜は八十八夜ごろまでといわれていますが、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあります。5月半ば頃まで泣いても泣ききれないほどの大きな遅霜の被害が発生する地方もあると、農家に対して特に注意を喚起するために作られた日本独自の雑節です。この日に摘んだ新茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。
2. ご存じですか?お茶って実は、紅茶やウーロン茶と使用している葉は同じです
ご存じの方も多いかと思いますが、緑茶、ウーロン茶、紅茶などのお茶は全てツバキ科の茶の樹からできています。この樹の生葉を乾燥・発酵させて作る際の発酵度合いによって緑茶、ウーロン茶、紅茶などのさまざまな種類のお茶になります。また、緑茶(煎茶)に関しては不発酵茶です。摘み取り、高温の蒸気で蒸し、乾燥させたものを緑茶と言います。乾燥の仕方により更に、玉露やかぶせ茶などの高級茶や、番茶や煎茶を強火で煎るほうじ茶などになり、お茶の種類は豊富なのです。
3. 緑茶って「成分や効能」を知れば知るほど、体に優しいですね
緑茶の効能は知れば知るほどに驚きます。茶カテキンは殺菌力の有効性やコレラ菌を殺す強い力があり、赤痢菌・腸炎ビブリオなど腸に感染する病原菌に非常に効くとされ、病原性大腸菌O157に対しても茶カテキンの殺菌力は有効であることが証明されています。虫歯や口臭予防もあり、ビタミンCも豊富で美容やダイエット作用にも大いに力を発揮すると言われています。さらに緑茶の効能はまだまだあります!!緑茶に含まれる茶カテキンやギャバなどには、血糖・コレステロール・血圧の上昇を抑制し動脈硬化を防ぐ効果もあるようです。更に発がん作用の抑制に効果があることが科学的に証明されています。今年の春は急須で新茶を一服いかがでしょうか?
4. さらに美味しい一服をどうぞ、緑茶の種類で淹れ方が変わります
美味しい一服を、急須から湯のみへ。緑茶や深蒸し茶、玉露、ほうじ茶や玄米茶、水出し煎茶など茶種によって美味しく飲むためのお茶の淹れ方がそれぞれにあります。鹿児島で130年続く老舗日本茶専門店「 お茶の美老園」では、 美味しいお茶のいれ方を詳しく紹介しています。
| お茶の美老園 本店〈詳細〉
住所:鹿児島市中町5-2
営業時間:10:00~19:00
電話番号:099-226-3441
お客様専用フリーダイヤル:0120-353-204
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