【車なしでも大丈夫！】鹿児島市内の観光におすすめの移動手段

ライター　Tanie

2021.8.2 (Re:2021.12.27)

「効率よく観光スポットを回りたい」や「慣れない土地での運転をできれば避けたい」、「現地でしか乗れない乗り物を試してみたい」など旅先での移動手段って案外迷うものですよね。そこで今回は、車がなくても楽しめる、いや車があっても利用して欲しい、鹿児島市内の観光におすすめの乗り物とお得な情報をご紹介します！

■目次

　1. バス

1. バス

日本中どこでも走っているバス。細かく路線をカバーしていて便利ですよね。鹿児島市内は鹿児島市営バスと民営の鹿児島交通、南国交通の３種類のバスが走っています。また、市内の観光地を巡回している「カゴシマシティビュー」と「まち巡りバス」があります。

= カゴシマシティビュー =

カゴシマシティビューは、鹿児島市交通局が運営しており、レトロな路面電車をイメージした赤・緑のバスと青・白のバス、錦江湾を泳いでいるイルカをイメージしたバスが特徴です。

1周約80分、鹿児島中央駅を起点に約30分おきに運行しており、無料でWi-Fiが使用できます。

= まち巡りバス =

まち巡りバスは、鹿児島交通が運営しており、バスには西郷隆盛と篤姫が描かれています。1周約60分で、鹿児島中央駅を起点に約20分おきに運行しています。登録すれば、車内でWi-Fiが無料で使用できます。（事前登録可能）

= かごんまそらバス =

さらに「かごんまそらバス」では、屋根なしの2階建てオープンバスで鹿児島の見どころを回ることができます。タイミングが合えば桜島の降灰を体験できるかも!? かごんまそらバスは、日本初のフェリー乗船オープンバスで、桜島周遊コースもあります。これも鹿児島中央駅を起点にしています。

= サクラジマアイランドビュー =

また桜島では、パノラマウィンドウを備えた「サクラジマアイランドビュー」が1周約60分で、桜島港を起点に約20分おきに運行しています。

2. 路面電車

鹿児島市では日本最南端の路面電車が走っています。鹿児島市民から「市電」または「電車」と呼ばれている鹿児島市営の路面電車は、100年以上の歴史を持ち、日中は約7分間隔で走っており、料金は一律（大人170円、小学生以下80円)です。

また、鹿児島市電運行100周年を記念した観光レトロ電車「かごでん」が土日祝日に、1日1便限定で運行されています。この「かごでん」は大正時代から昭和30年代まで運行していた木製電車をイメージしたもので、市民ボランティアの観光ガイド付きで約75分かけ、特別ルートで鹿児島の観光ができます。

3. フェリー

桜島観光で欠かせないのが鹿児島市営の桜島フェリーです。鹿児島港から桜島港までは約15分、なんと24時間運行です！また、毎日運行している約50分の「よりみちクルーズ」では、フェリーとは異なるルートで、桜島と錦江湾（鹿児島湾）の魅力を味わうことができます。フェリーやクルーズが運行されている錦江湾には、野生イルカが生息しており、運が良ければ出会うことができます！

4. 自転車

鹿児島市が提供するコミュニテイサイクル「かごりん」は、市内27ヶ所にサイクルポートが設置されており、手軽に利用することが可能です。1日会員200円で、30分以内は無料、30分を超えると30分ごとに100円で利用できます。

乗り放題チケット

5. 一日乗車券

鹿児島市交通局発売の「市電・市バス・シティビュー一日乗車券」は、鹿児島市内の市バスや市電、カゴシマシティビュー、かごでんが大人600円、子供300円で1日中乗り放題になります。また、スマートフォン等のアプリ版一日乗車券「スマホ一日乗車券」もあります。いずれにしても一日乗車券の提示で、割引となる施設があるので、有効に活用してみてはいかがでしょう。

6. CUTE（キュート）

CUTEは、カゴシマシティビューやサクラジマアイランドビューを含む鹿児島市営バス、市電（かごでんを含む）、よりみちクルーズを含む桜島フェリーが全て乗り放題になります。1日券（大人1,200円、子供600円）と2日券（大人1,800円、子供900円）があります。一日乗車券同様、CUTE提示で様々な施設の割引が受けられます。