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日本人なら知っておきたい、お正月の行事や慣習!

ライター Tanie

2020.12.18 (Re:2021.12.27)

 

お正月が話題に上る時期になりました。日本には古くから受け継がれてきた行事や慣習がたくさんありますが、皆さんはお正月についてどのくらい知っていますか?

 



 

■目次

 

 1. そもそも正月って?

 2. 年賀状

 3. 大掃除

 4. 門松

 5. しめ飾り

 6. 鏡餅

 7. 除夜の鐘

 8. 年越しそば

 9. 初日の出

 10. 初詣

 11. おせち料理

 12. お雑煮

 13. お年玉

 14. 鏡開き

 



 

 

1. そもそも正月って?

 

昔は祖先の霊が田の神や山の神となり、正月には「年神」となって、子孫の繁栄を見守ってくれるのだと考えていました。そのため、年神様を迎え、もてなし、見送る様々な風習や行事が生まれたと言われています。

 

 

お正月準備

 

日本では、場所によって多少異なりますが、一般的に1月1日から7日まで新年を祝います。その間様々な習慣がありますが、準備は12月から始まります。

 

2. 年賀状

 

新年の挨拶と1年間の感謝の気持ちを干支のイラストや家族の写真に添え、友人や親戚のほか、仕事関係のお世話になった人に送ることが一般的ですが、最近はメールやSNSで送ることも増えてきているようです。12月26日より前に年賀はがきを投函した場合、1月1日に確実に届くシステムもよく考えたらすごい!

 

 

3. 大掃除

 

年末の大掃除は、神社仏閣で12月13日の「正月事始め」で行われている「煤払い」が元だとか。お正月に年神様、つまりご先祖様が帰ってくるので、神棚や仏壇の掃除をする習わしがあり、それが年末の大掃除の始まりとなったそうです。一般的に、12月31日の夕方までに行われます。

 

 

正月飾り

 

4. 門松

 

年神様が家を見付けやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが門松の始まりとされています。家の門に左右一対(雌松と雄松)を飾るのが慣わしです。一般的に12月28日~1月7日に飾られます。

 

 

5. しめ飾り

 

門松と同じように、一般的に12月28日~1月7日に飾られるしめ飾りは、玄関口や家の神棚に飾られます。玄関に飾ることで災いが外から入る事を防ぐと言われています。

 

 

6. 鏡餅

 

一般的には、大小2つの平たく丸めた餅とダイダイが使用されますが、地域によって違いがあります。12月28日から1月11日の鏡開きまで飾られることが多いようです。 床の間や神棚に飾りますが、無い場合は、玄関から遠い、奥まった場所に飾るのが相応しいとされています。

 

 

7. 除夜の鐘

 

除夜の鐘は、12月31日の深夜0時を挟む時間帯に寺院でつかれます。108回つく寺院が多く、108回のうち107回は旧年(12月31日)のうちにつき、残りの1回を新年(1月1日)につくところが多いようです。

諸説ありますが、108回という回数は、人間の煩悩の数を表すと言われています。

 

 

8. 年越しそば

 

江戸時代には定着していた年越し蕎麦は、地域により特色があり、呼び方も異なりますが、大晦日の晩の年越し前に、「長く健康に暮らせること」を願って食べることが多いようです。また蕎麦が他の麺類よりも切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」という意味も込められていると言われています。

 

 

お正月行事

 

9. 初日の出

 

1年で最初の夜明けで『めでたい』とされ、多くの人々が初日の出を拝みます。また初日の出とともに年神様が現れると信じられており、願い事やその年の決意などを祈ることが多いようです。

 

 

10. 初詣

 

神社や寺院などに年が明けて初めて参拝し、1年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安等を祈願します。社務所でお守り、破魔矢、風車、熊手などを受けたり、絵馬に願い事や目標を書いたりもします。昨年のお守りや破魔矢などは、このときに社寺に納めて焼いてもらいます。甘酒や神酒などが振るまわれる神社もあります。

 

 

11. おせち料理

 

年神様に捧げる供物として、その土地でとれたものをお供えしていたようですが、暮らしや食文化が豊かになるにつれてご馳走となり、現在のおせちの原型ができたそうです。正月三が日はかまどの神様に休んでもらおうという気持ちの表れや、主婦を家事から解放するという意味も含め、保存の効く食材が中心のものになったといわれています。

おせち料理は、「めでたさを重ねる」という意味で重箱に詰められます。各段で詰める料理が異なり、どの段に何を詰めるかも決められています。また、素材や料理にはそれぞれ意味が込められています。

 

 

12. お雑煮

 

お雑煮の具材や味付けは、味噌や醤油などの味付けや、丸餅と角餅など地方によって異なりますが、お餅はほとんどの地域で入れられています。餅は古くからお祝いごとや特別な「ハレの日」に食べる「ハレ」の食べ物でした。年神様に供えた餅や里芋、にんじん、大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」に入れ、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりと言われています。

 

 

13. お年玉

 

現代では、主に子供が大人から金銭を与えられることが多いですが、もともとは年神様が宿った鏡餅を家長が子供達に分け与えたのが始まりとされています。

年神様の魂を、子供に分け与えることで、その年の子供の無事な成長を願っていたと言われています。

 

 

14. 鏡開き

 

お正月の間、鏡餅は年神様の拠り所になっているので、年神様がいらっしゃる松の内の間は飾っておき、松の内が過ぎたら下げて食べ、年神様をお送りします。年神様の魂が宿っているとされるため、鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、1年の家族の無病息災を願います。汁粉・雑煮、かき餅(あられ)などで食されるのが一般的です。

 

 

お正月は、家族にとって大切な行事であるとともに、私たちが古来より受け継いできた日本人としての原点を感じられる行事でもあります。自分たちの文化をきちんと理解し、それを楽しみながらお正月を迎えられたら良いですね。

 

それでは皆様、良いお年を!

 

 

 

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Written by Tanie

 

 

本記事の情報は、取材・執筆当時のものです。

 

 

 

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